朝鮮時代にタイムスリップ!韓国旅行記完結編

(前編からの続き)

北村八景を駆け足で巡り、なんとか12時55分ごろには昌徳宮の正門・敦化門に到着した。
後苑の特別観覧ツアーは13時半からなので、他の建物はゆっくり見られないが、少なくともツアーにだけは間に合いそうだ。ホッと胸をなで下ろしたのだが…

なんだか様子がおかしい。

門が閉まっているのだ。

入場券売場も閉鎖されている。嫌な予感がした。

恐る恐る敦化門に近付いてみると…

やはり書いてありました。「休宮日」の文字。

どうやら昌徳宮は月曜日が休宮日のようだ。何という初歩的なミス。何のためにわざわざここまで走ってきたのやら…。

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 ▲気を取り直して、まずは近くの安国郵便局へ(ぉぃ

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知る人ぞ知るソウルの名所 三清洞・北村

2011年夏の韓国旅行。
帰国した翌日から仕事漬けの毎日で、今ごろになって最終日(8月29日)の記事をUPします。この日はちょっと長いので、まずは前編から。

さて、朝7時過ぎにホテルをチェックアウトし、地下鉄でソウル駅へ。平日の朝なので通勤客で混み合っている。
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 ▲ソウル駅、旧駅舎(手前・史跡第284号)と現駅舎(奥)。
旧駅舎の方はつい先日、1925年の竣工当時の姿に復元されたようだ。東京駅によく似ているが、設計は塚本靖とゲオルグ・ラランデによるもの。内部の公開も始まったと聞いていたが、この日は残念ながら閉鎖されていた。

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素朴な韓国の伝統に触れる旅 安東河回村・屏山書院

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 ▲韓国旅行2日目の朝。1号線南営駅前、朝焼けのNソウルタワーをバックに。

今日はソウル在住のTabiperoさんと待ち合わせ、ソウルから高速バスで3時間あまりの安東(アンドン)というところにやって来た。
実はこの街、一昨年の冬にも来ているので、私は2年ぶり、Tabiperoさんは10年ぶりの訪問となる。

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韓国に来ています

お久しぶりです。
突然ですが、今日は家族とともに韓国はソウルにやって来ました。2009年12月以来、約2年ぶりの訪韓です。

まずは仁川国際空港から空港鉄道でソウル市内へ。
前回乗ったときは途中の金浦空港駅までしか開通しておらず、しかも夜遅くだったので、真っ暗闇の中をガラガラの状態で寂しく走っていた印象しかなかった。が、ソウル駅まで全通した今はかなりの乗車率。車窓も雑木林に干潟に高速アパート群と、バラエティに富んで面白い。

ひとまずホテルに荷物を置き、最初にやって来たのは明洞でも南大門でもなく、ソウル郊外の安養(アニャン)という街だ。実は2年半前、初めての韓国旅行のときにもこの安養を訪れている。
と言っても、ここは観光地ではない。日本人観光客で溢れ返ったソウル市内とは違う、外国人の目を意識しない「ごく普通の」日常の韓国の風景が見てみたくて、何気なく来てみたのだった。まっちの街歩きホームページでも詳しく紹介しているので、既にご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。

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 ▲1号線(京釜線)安養駅。ソウルから各駅停車で40分ほどの距離だ。

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韓国の名古屋!?大邱(テグ)を歩く - その1

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▲大邱を代表する繁華街、東城路(トンソンノ)

(前回からの続き)

金忠善将軍ゆかりの村・友鹿洞(ウロクトン)から市内バス(嘉昌2番)に乗り、大邱の中心街に向かった。かなり辺鄙な山奥だが、バスは30分ごとに運行されていて、料金も1,100ウォン均一と手頃だ。

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日韓友好の村 大邱・友鹿洞(ウロクトン)

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朝の釜山港。ホテル東横イン釜山中央洞の客室より撮影。

(前回からの続き)

韓国旅行3日目のこの日は、釜山からKTX(韓国版新幹線)に乗り、大邱(テグ)という街に向かった。釜山からは100kmほどの距離で、ちょうど名古屋から京都に行くような感覚だ。
大邱は、ソウル、釜山に次ぐ韓国第三の都市と位置づけられているが、その割には影が薄く、観光客も少ない。まさに韓国の名古屋ともいうべき存在で、以前から興味を持っていた。

しかし、大邱に行く目的はこれだけではなかった。

16世紀の末、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、続いて明への進出を目論み、その足がかりとして朝鮮に兵を出した。これを日本では「文禄の役」、韓国では「壬辰倭乱(イムジンウェラン/임진왜란)」と呼んでいる。この戦いに加藤清正軍の先鋒として出陣しながら、「こんな不義の侵略に従うわけにはいかない!」と主張し、日本人でありながら朝鮮側に投降帰化した武将がいた。日本名を沙也可(さやか)と言ったそうだ。
彼はその後、朝鮮でさまざまな功績を挙げ、金忠善(キムチュンソン/김충선)という名を賜り、また自ら号を「慕夏堂(モハダン)」と名乗った。そして、現在の大邱郊外にあたる友鹿洞(ウロクトン)という山村に定住し、今でもその村には彼の子孫たちが暮らしているのだという。

大邱に来た理由の一つは、この友鹿洞を訪ねるためだった。

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世界遺産・仏国寺とKORAIL東海南部線

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▲韓国を代表する名刹、世界遺産・仏国寺で。

(前回からの続き)

慶州駅前から市内バスに乗り、仏国寺(プルグクサ)にやって来た。
ここは韓国が誇る超メジャー級のお寺で、韓国人ならまず知らない人はいないだろう。修学旅行の定番にもなっていて、日本で例えるならさしづめ法隆寺とか東大寺のような存在だ。

それでは、この仏国寺の境内をゆっくりと巡ってみよう。

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屋根のない博物館・慶州(キョンジュ)

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▲朝鮮時代の古民家が残る校洞(キョドン)の街並み。

(前回からの続き)

釜山から東海南部線の列車に乗り、慶州(キョンジュ)にやって来た。
ここ慶州は、古代に新羅の都として発展したところ。街全体が世界遺産になっていて、「屋根のない博物館」とも呼ばれている。古都という点では日本の奈良によく似ていて、奈良市とは姉妹都市にもなっている。
街中のあちこちに史跡が点在しているので、徒歩で巡るのはあまりに大変だし、バスやタクシーで巡るのもちょっと非効率だ。そこで、駅前の自転車屋でレンタサイクルを借りることにした。1日7,000ウォンと、韓国の物価からするとちょっと高めではあるが、観光地なのでこれくらいの値段が妥当なのかもしれない。ちなみに借りる際には、外国人は旅券番号、韓国人は住民登録番号を申告する必要がある。

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