新旧二つの顔を持つ街・宇多津(うたづ)

昨夜は三本松駅から親戚宅へ。三本松駅前ではロータリーの工事が始まっていて、駅前にあったはずの予備校の建物がいつの間にか無くなっていた。

さて、今日は親戚宅からJR高徳線と予讃線を乗り継ぎ、香川県綾歌郡宇多津町(うたづちょう)というところにやって来た。
坂出・丸亀という主要都市に挟まれており、高松にもほど近く、さらには瀬戸大橋もあることから、四国の郡部とは思えないほど発展が著しい街だ。特に、瀬戸大橋開通の直後はバブル景気と重なったこともあり、塩田跡が次々と再開発されていき、四国で最も高いゴールドタワーなんていうビルも建っている。
現在はやや落ち着いているものの、それでも人口増加率は県内トップをキープしている。小雨が降って寒い今日も、街からは熱いオーラが出ている。

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 ▲JR宇多津駅。昨日訪れた児島駅に似た、新幹線の駅のような雰囲気だ。
このあたりの予讃線は、瀬戸大橋の開通と時を同じくして線路の移設が行われ、この宇多津駅も南西に1kmほど移転している。そして現在の宇多津駅周辺には、塩田跡に開発された「新宇多津都市」が広がっている。
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 ▲宇多津駅前(南口)の風景。どことなく新下関や新山口や新倉敷の駅前に似た雰囲気だ。

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 ▲北口側も首都圏のニュータウンのようにマンションだらけ。この奥には四国唯一のビブレもある。

新宇多津都市からしばらく東の方へ歩き、初詣でで賑わう宇夫階(うぶしな)神社を過ぎると、大きなお寺や神社の密集した昔ながらの街並みに変わる。ここが昔からの宇多津の中心街、古街(こまち)だ。

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 ▲旧高松街道。新宇多津都市とは対照的な風景が、道路一本隔てて対峙している。
宇夫階神社と西光寺を結ぶこの道路は、歴史的景観を守るため、つい最近、舗装が石畳風になったようだ。通り沿いには古民家を改装したカフェなんかもあり、意外と面白そうな街だ。
このあたりには、網の浦(あみのうら)、伊勢町(いせちょう)、今市(いまいち)、宇夫階(うぶすな)、浦町(うらまち)、鍛治屋町(かじやまち)、倉の前(くらのまえ)、幸町(さいわいちょう)、栄町(さかえまち)、塩浜(しおはま)、新町(しんまち)、田町(たまち)、大門(だいもん)、中村(なかむら)、西町(にしまち)、浜町(はままち)、本町(ほんまち)、水主町(みずしちょう)、山下(やました)、横町(よこまち)といった通称地名があるようだ。

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 ▲上の写真の通りと直交する、もうひとつのメインストリート。香川県にはこのようなアーケードが本当に多い。

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 ▲その先には、引田でも見かけた開閉式のアーケードもある。
こんなふうに頭の上がゴチャゴチャしていると、不思議とわくわくするのはなぜだろう。

ところで、線路が移設される前の旧宇多津駅は、実はこの商店街を海の方に向かって歩いて行ったところにあった。そう、この道が旧市街と駅とを結ぶ駅前通りだったのだ。
駅が移転した今も、この通りには「宇多津・人情商店街」と名付けられ、地元の人に親しまれている。これからもぜひ守っていきたい風景だ。

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 ▲かつて宇多津駅があったあたりの県道33号(旧国道11号)。銀行や商店が集まり、今でも町の中心にふさわしい風景だ。

さて、宇多津の街ともそろそろお別れ。再び駅に戻り、ここからさらに南西を目指します。
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