バスで行く瀬戸内の離島2・岩黒島(いわくろじま)
- 2011.01.04 15:23
- カテゴリ:旅行記-中国・四国地方
櫃石島からまたバスに乗り、次にやってきたのは岩黒島(いわくろじま)。3つの有人島の中では最も小さくて、人口はわずか94人だ。

▲岩黒島のインターチェンジ。
櫃石島と違ってかなり小規模で、しかも南行の車線にしかない。つまり本州方面からの出口と四国方面への入口しか利用できないので、逆方向に利用したいときは櫃石島や与島でUターンすることになる。さらに、このインターチェンジは大型車の通行ができないので、バスは高速道路上のバスストップに停車する。
このループ橋は島内のどこからでも見えて、島のシンボルのような存在になっている。

▲岩黒島のインターチェンジ。
櫃石島と違ってかなり小規模で、しかも南行の車線にしかない。つまり本州方面からの出口と四国方面への入口しか利用できないので、逆方向に利用したいときは櫃石島や与島でUターンすることになる。さらに、このインターチェンジは大型車の通行ができないので、バスは高速道路上のバスストップに停車する。
このループ橋は島内のどこからでも見えて、島のシンボルのような存在になっている。

▲港の周辺、島の集落の中心部。
櫃石島より大きな民家やお店が多く、意外と開けている印象だ。櫃石島には2軒しかなかった民宿も、ここには4軒ほど固まっている。

▲櫃石島では2、3匹しか見かけなかった猫も、ここにはやたら多かった。
港の周辺にいた猫たちはとても毛並みが艶やか。良いものを食べているんだろう。しかも人懐こくて、同行のみるくさんに甘えまくっていた。

▲最終的に8匹も集まってきて、環状列石のように整列。

▲黒浜海岸と呼ばれる島の北部の海岸。
瀬戸内海では珍しく、白っぽい岩に混じって黒い閃緑岩がごろごろ転がっている。岩黒島という名前はこれに由来するそうだ。

▲最後に、高速道路上のバスストップから眺めたインターチェンジと島の集落の風景。
郵便局の車もこのインターチェンジを通るようだ。
最初、バスストップからエレベータで島に降りようとしたとき、たまたま出会った釣り人のおじさんがこう言っていた。
「次のバスまで時間はたっぷりある。そのあいだに島を一周してみよ。摩周湖やら箱根やらにも負けない、最高の場所だよ」
その言葉も頷けるくらい、本当に景色の美しい島だった。今まで瀬戸大橋をただ素通りするだけだったが、なんて勿体ないことをしていたんだろう。前述のように民宿もあるので、瀬戸内の自然を満喫するにはもって来いの島だ。
さて、次はいよいよ最後の島、与島に向かいます。
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