夏の北海道(2010.7) その4~旭山動物園編

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 ▲旭山動物園の名物、マリンウェイを通るゴマフアザラシ

(前回からの続き)
二日目のこの日は、昼過ぎから旭川市の旭山動物園にやって来た。
真夏なのに長袖のフリースを着ていても肌寒く、園内の温度計によると気温はなんと「13℃」。次第に晴れ間が見えてきたものの、着いたばかりのころはかなりの大雨が降っていた。今話題のスポットだけに、こんな悪天候でも来訪者は多く、特に中国人観光客が目立った。動物園側では大型の傘やレインコートの無料貸し出しを行っていて、こうした細かい配慮も入園者増に繋がっているのかもしれない。

では、さっそく東門側から順に見ていこう。
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 ▲「世界最大のネズミ」といわれるカピバラ。クモザルと同居して飼育されている。

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 ▲北海道のみに生息するエゾフクロウ

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 ▲今年4月にオープンしたばかりの「もうきん舎」の、オジロワシ。日本にも越冬のため秋から春にかけて飛来する。

この隣の「エゾシカの森」には、エゾシカの角(本物)が生えたオリジナル?のヘルメットが置いてあり、自由に被ることができる。が、想像以上に重く、両手で支えていなければかなり危険だ。

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 ▲園内には、このような手作りの看板があちこちに設置されている。写真は、北海道ならではのアノ道路標識に関するちょっとしたトリビア。

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 ▲こんな可愛らしい看板も。動物園職員が作るだけあって、妙にリアルだ。

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 ▲ホッキョクギツネ。丸太をくり抜いたすみかでリラックスしている。

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 ▲ふかふかの真っ白な冬毛が抜け落ち、今まさに灰色の夏毛に生え替わろうとしているところ。
ちょっと恥ずかしい格好だが、一年でもこの時期しか見られない、貴重な姿だ。

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 ▲ホッキョクグマ。後ろに見えるガラスカプセルは「シールズアイ」とよばれ、岩陰から覗くアザラシの視点になって観察できるというもの。
奥の方に小さく写っているが、灯油などを入れるポリ容器がホッキョクグマにはおもちゃとして与えられている。お役ご免となったポリ容器が通路に展示してあったが、無数の歯形が生々しい。実際に襲われたらとてつもない恐怖だろう。

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 ▲シンリンオオカミ
ほっきょくぐま館の「シールズアイ」と同様に、ここにも「ヘアーズアイ」と呼ばれるかまぼこ型の観察スペースがある。こちらはユキウサギの気持ちになって、草陰からそっと覗こうというもの。ただ、どうしてもタイミングが難しく、私が行ったときにはオオカミが近くに来てくれなかった。
いや、本当にユキウサギの気持ちになるのなら、近くに来てくれない方が有り難いか…。

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 ▲エゾヒグマ
北海道を代表する動物で、アイヌ語ではキムンカムイ(「山に住む神」の意)と呼ばれている。イオマンテ(熊送り)の儀式でも有名だ。

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 ▲名古屋の東山動物園からやって来たユキヒョウのゴルビーは、残念ながら健康診断中。もうかなりの高齢のようだ。

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 ▲そして、映画にもなった旭山動物園の名物、空をとぶペンギン
地上ではよちよち歩きのペンギンだが、泳ぐスピードはとても速く、写真を撮るのが難しい。

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 ▲ジェンツーペンギンの抱卵。母親と父親が交代で子育てするのは有名な話。我々人間も見習わなければ…。


▲そして最後に、マリンウェイ(円柱水槽)を上り下りするゴマフアザラシを動画でどうぞ。
閉園間際で「蛍の光」が流れているが、ちょうどタイミング良く、3匹のアザラシが次々と姿を現してくれた。

ちょうどこのあたりで閉園時間となった。人によっては期待はずれだったとの声も聞かれたが、個人的には概ね満足だ。動物は気まぐれで、タイミングが合わなければ寝ているだけだったり、ほとんど動かなかったりするものだが、今回はかなりタイミングに恵まれたようだ。
それでも、「もぐもぐタイム」やペンギンの行進など、まだまだ見足りないところは多い。次回はぜひ冬に来てみようと思った。

さて、そろそろ日が暮れそうなので旭川を後にして、この後は美瑛・富良野を経由してトマムに帰ることにした。

(続く)
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