二つの顔を持つ街・四日市~近鉄編(2009.11.21)

余韻が冷めないうちに韓国旅行記を書いてしまいたいところなのだが、画像の編集が終わっていないので、もうしばらくお待ちください。ただいま少しずつ下書きを書いているところです。

ということで、しばらく放置してあった2ヶ月も前のネタの続きを・・・。

前回はJR四日市駅の周辺を紹介したが、今回は近鉄四日市駅の方を紹介しよう。
待ち合わせていた友人と合流し、マクドナルドでしばらく雑談した後、駅周辺の散策に繰り出した。

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近鉄四日市駅・四日市近鉄百貨店。一日の乗降人員は約5万2千人と、名古屋近郊でも屈指の利用者数を誇る。
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近鉄四日市駅前風景。幅員約70mの中央通りが、JR四日市駅前まで伸びている。この光景を見れば、単に「四日市駅」と言った場合にJRではなく近鉄の方を指す、というのも頷けるはずだ。
四日市はその名の通り、定期市から発展した街で、現在は三重県最多の人口を擁する。商業規模も県庁所在地の津市を凌ぐほどの勢いだ。

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中央通りの北側の歩道には広々としたアーケードが設置されている。この手前が車道なのだが、こうして見るとまるで全蓋式アーケードのような雰囲気だ。

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近鉄四日市駅東口前から北へ伸びる、虹の街通り。電線地中化ですっきりとした景観になっている。

ふれあいモール
近鉄四日市駅の北側を東西に通る遊歩道、ふれあいモール。正面に見えるのは、アピタ四日市店が核店舗のショッピングモール、ララスクエア四日市。かつてはそこに松坂屋四日市店があった。
ここは3年前の2006年8月にも歩いたことがあるが、何となく殺風景になったような印象を抱いた。そこで、3年前に撮った写真と比べてみると・・・

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ふれあいモール(2006年8月29日撮影)。殺風景に見えるのは、緑が少なくなったのが原因か。隣の建物が工事中というせいもあるだろう。
近鉄百貨店の北側にあったボウリング場もいつの間にか無くなっており、跡地にはパチンコ店が建つそうだ。

続いて、近鉄四日市駅の北東に広がる諏訪栄町エリアへ。諏訪神社・諏訪公園を中心としたこのエリアには、全蓋式アーケードの商店街が縦横無尽に伸びており、四日市の中心街となっている。一つの区画に細かいアーケード街が入り組んでいる様子は、名古屋の大須や岐阜の柳ヶ瀬にも似ている。

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まずは、虹の街通りを挟んでふれあいモールの反対側に伸びる、四日市一番街商店街へ。ここが最も人通りが多く、メインストリートのようだ。しかし友人の話によると、特に飲食店はここ数年で店舗の入れ替わりが激しく、来るたびにがらりと雰囲気が変わっているそうだ。
この日はたまたま何かのイベントが行われているらしく、お祭りの屋台があちこちに出ていた。いかにも賑やかな雰囲気で、歩いているだけで楽しくなる。左手に見える首の長い人形は、四日市のシンボルともいうべき大入道のからくり人形。首が伸びたり縮んだりしている。

この一番街商店街は、かの有名なジャスコの発祥の地である。というのも、記念すべき第1号店、四日市店がこの通り沿いにあったのだ。しかし徐々に売り上げが減少し、2002年に撤退したという。西館の跡地は空地、東館の跡地には真新しいマンションが建っている。賑やかそうに見えるこの街も、空洞化に悩まされているのだ。
ここから少し東に行ったところにある「サンシ」というスーパーの北側も空地になっていたが、そちらは2007年に火災が起きたのが原因なのだそうだ。狭い路地が入り組んだ商店街は風情があっていいものだが、災害にはめっぽう弱い。このあたりが難しい問題だ。

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こちらは一番街商店街と直交して南北に伸びる、諏訪公園通り商店街。ここも一番街とともに人通りが多く、南北方向のメインストリートとなっている。
この通り沿いも何やらイベントをやっていて、伊勢茶や万古焼といった名産品のほか、蟹の味噌汁が売られていて、長い行列ができていた。

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公園通りを北へ進むと、諏訪公園の前に出る。市街地のど真ん中にありながら広大な面積を誇り、市民の憩いの場となっているようだ。
奥に見える茶色の建物は、1929年築の旧四日市市立図書館。国の登録有形文化財となっており、現在はすわ公園交流館として使われている。

四日市・二番街
諏訪公園の南西は四日市二番街と呼ばれ、歓楽街になっている。このあたりはかつて遊郭があったそうだ。夜はさぞかし賑やかになることだろう。

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二番街の途中から伸びている、のれん街というミニ飲食街。アーケードや看板が新しいせいか、前回の記事で書いた三和商店街と比べると、ディープな雰囲気はさほど感じられない。

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諏訪公園のすぐ南側を東西に通る、四日市三番街商店街。「イチ・ニノ 3」と書かれた旗がお茶目な感じだ。
左側の手前に見えるたこ焼きの店「だっくス亭」は、友人によると地元では有名なお店とのこと。夕方になると中高生で賑わうらしい。

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三番街と一番街の間に伸びる、すずらん通り商店街。ここはアーケードの総延長も短く、諏訪栄町エリアの中では比較的マイナーな商店街だ。飲食店が中心のようで、この時間帯は閑散としている。

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すずらん通りの周辺には、東西に伸びるアーケード街を縫うように、このような路地が南北に伸びている。

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一番街商店街と中央通りの間、スーパーサンシの南側に東西に伸びるグリーンモール商店街。ここも距離が短いためマイナーな感じだが、キムチの美味しい店があるそうで、友人はいつもそこに買いに来ているという。
関係ないが、先月韓国に行く途中に立ち寄った山口県の下関にもグリーンモールという商店街があり、そこはコリアンタウンになっていて、キムチを売る店がたくさんあった。

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続いて、国道1号のすぐ西側を並行して南北に伸びる表参道諏訪栄商店街。諏訪神社の表参道にあたることからその名が付いたようだ。他の商店街と比べるとどことなくレトロな雰囲気だ。

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表参道諏訪栄商店街を北に進むと、一番街との交点より北は表参道スワマエ商店街と名前を変える。表参道諏訪栄商店街とこの道は、旧東海道にあたるようだ。

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そして、これらの通りの突き当たりには諏訪神社。この地区の氏神で、毎年10月には四日市祭りが開かれる。

ということで、近鉄四日市駅周辺をひととおり散策してみた。名古屋に近く、名古屋のベッドタウン化が進んでいるものの、貫禄ある街並みからは「あくまで三重県は三重県、四日市は四日市なんや」という自負のようなものが感じられた。今後も魅力ある街になっていくことを期待したい。

その後、駐車場に止めてあった友人の車で四日市市街を後にした。今回は近鉄四日市駅の西側は歩かなかったが、車から見た感じではむしろ東側よりも賑わっているように見え、中央通り沿いには高層ビルが建ち並んでいた。昔はJR四日市駅の周辺が市の中心だったのが、近鉄四日市駅の東側へ、そして今では近鉄の西側へと、賑わいが徐々に西の方へと移動しているように感じられた。


次回は四日市から車で南へ進み、県庁所在地の津市を目指します。

(続く)
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Comment

こんばんは。
文化のみち しゅ木館の受付です。
本日はようこそお越し下さいました。
ありがとうございました。
また、お遊びに来て下さいませ。

さっそくコメントを下さりありがとうございます。こちらこそ楽しませていただきました。ぜひまたお邪魔したいです。
先ほど新しい記事「ドニチエコきっぷで名古屋を巡る」で紹介させていただきました。
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