水都・大垣アルバム~駅周辺・中心街編

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 ▲大垣のメインストリート、郭町(くるわまち)商店街。大垣駅から南に約1kmにわたって続く商店街だ。

先月の半ば、休日出勤の代休で珍しく平日に休みが取れたので、ちょっくら岐阜県は西濃の大垣市(おおがきし)に行ってきた。2010年11月以来、1年ちょっとぶりの訪問だ。
大垣には市営の無料レンタサイクルがあり、広い市街地を散策するには便利。ただ、貸し出し拠点が市内に数ヶ所あるものの、どれも観光案内所とか有料駐車場とかホテルとかばかりで、肝心の駅前にないのがちょっと不便だ。仕方ないので、大垣駅から徒歩8分くらいと微妙な距離のところにある「ロワジールホテル大垣」さんで借りることにした。

今回は、時系列順ではなくエリアごとに分けて、写真を中心に紹介することにしよう。まずは、大垣駅前から高屋町、錦町、郭町、本町にかけての中心街、さらに駅裏の林町にかけての「駅周辺・中心街編」をどうぞ。
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 ▲まずはJR大垣駅へ。自宅の最寄り駅から快速で20分。意外と近い。
都市規模の割に駅の存在感は大きく、東海道線(名古屋方面・米原方面・美濃赤坂支線)に樽見鉄道、さらに養老鉄道(桑名方面・揖斐方面)と、6方向に線路が延びる一大ターミナル駅だ。毎年、青春18きっぷシーズンは乗換客でごった返すことも有名。ともかく、駅ビル「APIO」が併設されていて、日ごろからまあまあ賑やかな駅だ。

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 ▲大垣駅前風景。いかにも地方都市の駅前らしい、渋くて味わい深い景観だ。
大垣は岐阜県西部の中心都市としての位置付けもあり、駅前からは各方面への路線バスが発着している。そういえば昨年の秋ごろから、垂井南濃谷汲お千代保稲荷と、個人的に西濃がマイブームになっている。そんな懐かしい地名を掲げたバスと何度かすれ違った。

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 ▲大垣駅前から東に伸びる、アピオロードⅡの入口で。
夕刻は帰宅客と送迎のクルマでごった返す。そう、ここは名古屋の通勤圏でもある。

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 ▲アピオロードⅡを東に進むと、これまた渋い錦町商店街に至る。
駅に近いため人通りは多く、レンガ舗装で綺麗に整備されているものの、商店街としては苦戦気味のようだ。

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 ▲アピオロードⅡから南東に延びる高屋商店街
メインストリートである大垣駅通りの1本東を並行する、いわば裏通り。どちらかと言うと飲食店が多い。
このまま南に進んで水門川を渡ると、本町一番街商店街となる。そちらは次回更新予定の「美濃路編」で紹介することとしよう。

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 ▲こちらは大垣駅前から南に延びるメインストリート、大垣駅通り(大垣駅前商店街)
片屋根式アーケードのもとに老舗風のお店が建ち並び、なんだか遠い街に来たなと感じさせる。

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 ▲大垣駅通り(大垣駅前商店街)の高屋町交差点。大垣市の一等地的な場所。
右手に見えるのは地元資本の百貨店・「ヤナゲン」。全国チェーン店に負けずに頑張っている姿がなんとも健気だ。これからも西濃の経済を支えてほしい。

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 ▲大垣駅通りをさらに南に進むと、郭町商店街となる。
4車線の広い道路に片屋根式アーケードが延々と続く光景が、4年前の夏に訪れた福井県の敦賀を彷彿させる。

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 ▲大垣駅通り(郭町商店街)
小さな個人商店ばかりがずらりと並んでいるが、意外と空店舗は少ないようだ。

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 ▲こちらは大垣駅通り(郭町商店街)から東に延びる本町商店街
2ヶ所に設置された「本町商店街」のタウンアーチに挟まれた一角が、旧美濃路にあたる本町一番街商店街。そちらは次回の「美濃路編」で紹介する予定。
ここを含め、郭町商店街の東側に広がるこの一角は特に飲食店が多く、昔からの歓楽街になっているようだ。

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 ▲本町商店街の1本南、大垣公園東交差点から東に延びるからふる通り
洒落た街路灯とレンガ舗装で、綺麗に整備された商店街だ。

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 ▲からふる通りのさらに1本南を並行するブラツキ街
変わったネーミングだが、からふる通りとともにこちらも洒落た街路灯が設置されている。やはり歓楽街としての印象が強い。

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 ▲大垣駅通り(郭町商店街)側の入口にはこんなタウンアーチもある。
どこかで見たことのあるタウンアーチだと思ったら、名古屋・栄の住吉町通りのアーチと全く同じデザインだった。

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 ▲大垣駅通り(郭町商店街)の1本東を並行し、からふる通りとブラツキ街を結ぶようにして延びる通り。

ということで、ここまでに紹介してきた界隈がおおよその大垣の中心街にあたるようだ。

では最後に、大垣駅の駅裏にあたる林町のあたりを紹介しよう。

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 ▲駅裏エリアの中で唯一の商店街である林町2丁目商店街
地味な住宅街が広がる中でここだけ、ひなびた商店街になっている。古びた建物が連なり、通り沿いには「明治天皇御召替之碑」というのもあり、歴史ある街道だということが察せられる。地酒「美濃錦」で知られる渡辺酒造醸さんもこの通り沿いだ。

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 ▲夕刻の林町2丁目商店街。中央奥に見える「うどん 丼物」の看板の大衆食堂に心を惹かれる。

一旦レンタサイクルを返却しに行き、そのまま大垣駅から電車に乗って帰ろうとも思ったのだが、どうしてもあの大衆食堂が気になって、また戻って来てしまった。

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 ▲老舗の大衆食堂「鶴丸」さん。ちょっと勇気を出して扉をくぐってみると…

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 ▲この雰囲気!幼い頃に連れて行ってもらった商店街のうどん屋さんを思い出す。無性に懐かしい!
中華そばを注文すると、醤油だしに薄切りのチャーシューとかまぼこ、そしてネギ。紛れもなく、これはラーメンではなく中華そばだ。写真を撮るのも忘れていただく。寒さで冷えた体に染みる味だ。

70歳を過ぎているというおかみさんと、ああでもない、こうでもないと話し込む。どうやら想像以上に歴史の長いお店のようで、1884年に大垣城の近くで創業し、昭和10年代に現在地に移転してきたという。昔はびっしりとお店が並んでいたこの商店街も、今ではすっかり寂れてしまったと嘆くおかみさん。このお店も後継ぎがいないとかで、あと何年続けられるか…とのこと。

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 ▲店内に掲げられていた、大垣麺類業組合のコミカルなポスター。
昭和初期のものだろうか。これはもう文化財級だ。

そんなわけで、大垣シリーズ第一弾、「駅周辺・中心街編」はこれで終わり。
次回は、大垣市街を縦断する旧街道、「美濃路」沿いを紹介しよう。
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Comment

大垣は20年くらい前に水まんじゅうを
駅前のお店に食べに行っていらい全くご無沙汰ですね。
一番下のポスターは文章が右から書かれて
いるのを見ると明らかに戦前のモノでは?
ニセのらくろとニセミッキーが味わい深い(笑)

>9丁目1番地さん

大垣といえば水まんじゅうは有名ですね。
毎年夏になると我が家もよくいただきます。
ポスターですが、お察しの通り昭和初期のモノのようです。
戦前の血生臭い時代ですが、随分とポップなポスターが出回っていたんですね。
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