絶景!三国山展望台と曽木公園もみじ祭り(岐阜県土岐市)

先週の日曜は、毎度おなじみみるくさんとともに岐阜県土岐市(ときし)に行ってきた。
土岐市というと、美濃焼の産地であり、最近は大規模なアウトレットショップが有名なくらいで、観光とはほど遠い地味なイメージのところだが(土岐市民の方ゴメンナサイ)、ここには知る人ぞ知る絶景スポットが2ヶ所もあるのだ。

一つは、美濃・尾張・三河の三国の境にそびえる標高701mの三国山だ。
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 ▲一宮市の自宅から望む三国山。名古屋市を始め、濃尾平野の各地から見ることができる。
ということは、逆にこの山に登れば濃尾平野が一望できるということになる。しかも、この三国山は山頂のすぐ近くまでクルマで行けるという手軽さがある。

そしてもう一つの絶景スポットは、曽木公園もみじライトアップ。最近はネットや口コミで有名になりつつあるものの、紅葉の名所としてはまだまだマイナーな存在。こうして偉そうに書いている私も、拙ブログにリンクしてくださっているねじまきてつやさんの「懐かしい風景を求めて」というブログで知ったばかりだ。
ちなみに今年のライトアップはこの日が最終日。果たして無事、絶景は見られたのだろうか…?

さて、まずは三国山から訪れることにした。
ところで、最近なぜだか日曜日に出掛けると必ず雨というジンクスが続いている。週間予報でも当日は雨の予報。前日の夜まで降り続いていたので、正直諦めかけていたのだが、日ごろの行いが良かったためか、朝になってみると奇跡的に青空が広がった。
これで楽しみにしていた三国山からの絶景が眺められる!ほっと胸をなで下ろしつつ、一宮ICから名神、東名、中央道を経て、土岐JCTから東海環状道へ。ところが、目的地に近付くにつれてだんだん雲行きが怪しくなってきた。結局、せと品野ICで降りる頃には一面が真っ白な霧の中。急上昇したテンションを再び急降下させつつ、国道363号の見晴峠を越え、ヘアピンカーブが連続する林道を登りきると、ようやく山頂が見えてきた。

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 ▲山頂にある小さな展望台。最上部には小さなベンチ・テーブルと、陶製の方位図が設置されている。

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 ▲そして、これが展望台からの眺め。この前の種蔵と同じパターンだ。
中央の左寄りにうっすらと見える建物群は、3kmほど離れたところにある西ノ平工業団地。たった3km先がこれでは、わざわざこんな高いところに来た意味がない。これは日ごろの行いが悪かったのか…。

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 ▲瀬戸・名古屋方面の眺望はこんな感じ。
雲の切れ間から日差しは届いているが、肝心の山麓は厚い雲に覆われている。

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 ▲北から東にかけての方角は少しずつ霧が晴れてきた。紅葉した山々の姿も綺麗だ。
中央に見える谷間の奥には、名岐国際ゴルフ場、妻木・下石市街、土岐市立総合病院、陶史台の住宅地などがかすかに確認できた。

なかなか霧は晴れそうになかったが、昼からは天気が良くなるという予報だったので、夕方にまた来てみようということになった。

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 ▲山頂近くには「新四国八十八か所」の弘法大師像が並んでいる。朝もやに覆われた紅葉が幻想的だ。

ちなみにこの三国山の山頂にアクセスする「林道三国山線」は、国道363号側からのルートと、県道112・352号(上渡合土岐線)側からのルートとがある。どちらも数ヶ所ある退避所を除き、対向車が来たらすれ違いは不可能である(幸い、対向車に遭遇することはなかったが)。行きは国道側から登り、帰りは県道側へ降りたのだが、県道側の方が高低差は大きいものの距離が短く、道幅も広めでカーブミラーやガードレールなどの整備が進んでいて走りやすかった。今後訪問される方は参考にしていただければと思う。

さて、この後は瑞浪市陶町(すえちょう)で街歩き、その後、みるくさんの知り合いであるにごさん・大野さんと合流して土岐市駄知町(だちちょう)で街歩きを楽しんだ。この2つは後日また別の記事で紹介することとし、昼ごろには予報通りすっかり青空が広がってきた。この状態で再び三国山の山頂に行けば、きっと素晴らしい絶景が広がっているに違いない。ところが…

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 ▲駄知に長居しすぎて、出発する頃にはもう夕方5時。すっかり日が暮れてしまった。

結局、三国山にたどり着く頃にはすっかり日が暮れていた。ただ、三国山からの眺望は夜景こそ美しいという情報を得ていたので、いやが上にも期待が高まる。本日二度目の林道三国山線を、暗闇の中、対向車が来ないことを祈りつつ登りきると…

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 ▲これは素晴らしい絶景!わざわざ二度も登山した甲斐があったというものだ。ただ、寒すぎる。

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 ▲名古屋方面。手前の方に明るく見えているのが瀬戸市街、その奥の方が名古屋だろう。
左側の鉄塔のすぐ左脇に、東山スカイタワーが写真でも確認できる。が、めちゃくちゃ寒い。

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 ▲あまりり目立たないが、多治見・土岐市街方面も。が、そんなこと言ってられないくらい寒い。

夜景は綺麗なのだが、とにかく寒いのだ。山麓の柿野集落付近(標高460mほど)にあった温度計が8℃を示していたので、標高701mの山頂はさしづめ5℃程度か。さらに、ただでさえ風の強い日だったので、吹きさらしの展望台は猛烈な強風で、体感温度は0℃を下回っていただろう。4人とも薄着をしてきてしまったため、凍死する前に早々とクルマに退散。
クルマで行けると言っても登山は登山。三国山に夜景を見に行く際は、ぜひ重装備でお越しください。今後訪問される方は参考に…って、言うまでもないことか。

二度目の三国山を後にし、最後に訪れたのは曽木公園の「もみじ祭り」。道中の国道363号はさほど混雑していなかったものの、4ヶ所設けられた駐車場はほとんど満車。なんとか、会場から200mほど離れた第4駐車場に停めることができた。

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 ▲もみじ祭りの会場。
広場には屋台やテントが建ち並び、まさにお祭りの様相。たこ焼き、お好み焼き、フライドポテト、五平餅、林檎パイ、鬼まんじゅう、うどん、もみじらーめん、沖縄そば、松茸飯、どて煮、佃煮、飛騨牛コロッケ、山栗、キムチチゲ、キムチクッパなどなど、多種多様な食べ物が提供されていた。
だいぶお腹も空いていた頃なので、まずはここで腹ごしらえ。私はキムチクッパと五平餅、そして島とうがらしをたっぷり入れた沖縄そばを食べ、冷え切った体を温めた。

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 ▲そして、お目当てのもみじライトアップへ。
写真ではなかなか伝えるのが難しいが、本当に幻想的で美しい。もみじのライトアップは足助でも見たことがあるが、こちらの方が小規模ながら美しく見えるのは、演出がうまいからだろうか。

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 ▲池の水面に映る「逆さ紅葉」がこの公園の名物。
誘導係のおじさん曰く、この日は風が強くて良くないが、風のない日は水面が本当に鏡のようにくっきりと澄んで美しいらしい。揺らぐ水面というのもまた違った風情があるが。

しばらく紅葉見物を楽しんでいたが、8時を過ぎたあたりからまた雨が降ってきた。慌ただしく駐車場に戻り、名残惜しく感じつつも曽木公園を後にした。

そんなこんなで、秋の東濃旅行はこれにておしまい。陶・駄知の街歩きの様子は、後日また別の記事で紹介しますのでお楽しみに。
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Comment

偶然ですが、私も日曜日に曽木公園見に行ってました。
ちょうどライトアップする瞬間だったんでとんでもない人&寒さでしたが・・・

かれこれ5年くらい前から来てますが、毎年人が増えている印象があります。

R363の起点が自宅のすぐ近くになるんで、三国峠はここに来る度に通りますが、こんなに夜景が素晴らしいとは知りませんでした。

こんにちは。トラックバック有難う御座いました。

寒さが伝わって来そうな夜景写真ですね(笑)
霧のある写真も味があって良いと思いますよ。

曽木公園は自分が訪れた時より知名度が上がって人も増えているようですね。ライトアップは相変わらず見応えありますねぇ。

>9丁目1番地さん
おっと、すごい偶然ですね。
私が行ったのはちょうど19時過ぎくらいでしたが、30分くらい会場で飲み食いしていたので、紅葉を見る頃にはほどよく人が減って、ゆったり見ることができました。
R363の起点といえば引山あたりですか。三国山は登山初心者でもクルマで山頂まで行けるのが気軽で良いですね。もっとも、運転初心者にはキツいと思いますが…

>ねじまきてつやさん
曽木公園は、ねじまきてつやさんの記事でおおっ!と思ったのがまさに訪問のきっかけでした。
こんな感じでどんどん知名度が上がっているのでしょうね。県外ナンバーも多く、屋台も大盛況でしたよ。ぜひ来年も行きたいです。
三国山も、空気が澄んだ日に再チャレンジしたいですね。今度こそは重装備で(笑)

久しぶりにブログ記事を順番どおり見ているが、紅葉が本当に素晴らしいですね。 紅葉するのは本当に一瞬なので、私はその時期を合わせて旅行したことがあまりないようです。

祭りの露店にも韓国食べ物が上陸しましたね。 キムチ クッパということが気になるが、イワシでスープを作るのですか? そのようなキムチ国ならばときおり食べますが、個人的にはキムチ'クッパ'と呼んだことがなくて多少なじみがうすいです。

>Tabiperoさん

紅葉の名所をこれだけじっくりと見て回ったのは、私も今年が初めてです。
記事はまだ書いていませんが、先週訪れた岐阜県の谷汲(たにぐみ)にある横蔵寺(よこくらじ)も、紅葉は終わりがけでしたが、とても風情があって良かったです。
屋台で食べた「キムチクッパ」は、単純にキムチと豚肉が入った韓国風の煮物をご飯の上にかけたものでした。
日本で流通している韓国料理は、具材も名前も日本風にアレンジしたものが多いですね。
有名な例で、日本では韓国風の鍋料理を総称して「チゲ鍋」と呼ぶことが多いです。「チゲ(찌개)」だけで鍋料理という意味があるのに…
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