韓国に来ています

お久しぶりです。
突然ですが、今日は家族とともに韓国はソウルにやって来ました。2009年12月以来、約2年ぶりの訪韓です。

まずは仁川国際空港から空港鉄道でソウル市内へ。
前回乗ったときは途中の金浦空港駅までしか開通しておらず、しかも夜遅くだったので、真っ暗闇の中をガラガラの状態で寂しく走っていた印象しかなかった。が、ソウル駅まで全通した今はかなりの乗車率。車窓も雑木林に干潟に高速アパート群と、バラエティに富んで面白い。

ひとまずホテルに荷物を置き、最初にやって来たのは明洞でも南大門でもなく、ソウル郊外の安養(アニャン)という街だ。実は2年半前、初めての韓国旅行のときにもこの安養を訪れている。
と言っても、ここは観光地ではない。日本人観光客で溢れ返ったソウル市内とは違う、外国人の目を意識しない「ごく普通の」日常の韓国の風景が見てみたくて、何気なく来てみたのだった。まっちの街歩きホームページでも詳しく紹介しているので、既にご覧になった方もいらっしゃるかもしれない。

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 ▲1号線(京釜線)安養駅。ソウルから各駅停車で40分ほどの距離だ。
さて、前に来たときはひたすら写真を撮りながら純粋に街歩きをしただけなので、今回はいろんなお店や屋台に立ち寄りながら、じっくりと散策してみることにした。えげつないまでの円高なので、普段は買い物にあまり興味のない私でも今回はちょっぴり気合が入る。

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 ▲まずは駅前から中心部に伸びる地下街へ。
安養駅から中央交差点まで伸びる「安養一番街地下ショッピングモール」と、そこから南へ伸びる「中央地下商街」からなる。写真は後者だが、いずれも非常に賑やかだ。あまりに人が多すぎて、歩くだけで疲れてしまう。

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 ▲地上に出て、まずは安養が誇る巨大商圏、「安養中央市場」へ。
アーケードの入口のデザインが、前回来たときとは変わっている。他にも、わずか2年の間にあちこちで景色が変化している。

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 ▲屋台の定番、キムパプトッポッキおでんの3点セットをいただく。これで6000ウォン。

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 ▲安養名物、スンデ・コプチャン横丁
ここも前回来たときは見るからに怪しげな路地だったが、いつの間にか小綺麗になっている。それにしても、これだけ同じ業種の店がずらりと並ぶとは。
ちなみにスンデとは、豚の血を春雨などとともに腸詰めにした料理のこと。そのグロテスクな外観と独特のにおい、さらに血を食する文化に馴染みが薄いことから、日本人にはことごとく人気がない。私も最初は「絶対に食べたくない」と思っていたのだが、韓国でのあまりの人気ぶりを見るにつけ、徐々に気になってきている存在である。食わず嫌いということもあるので、ぜひいつかチャレンジしてみたい。

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 ▲続いて、安養一の繁華街、「安養一番街」へ。
こちらは若者向けの地域。近隣の軍浦や果川はもちろん、ソウル市内からも遊びに訪れる人がいるんだとか。

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 ▲安養一番街のど真ん中にぽつんと佇む韓屋建築、「旧西二面(ソイミョン)事務所」。
かつての村役場のようなところで、建物の内部は無料で観覧できる小さな資料館になっている。

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 ▲日本の植民地だった時代(日帝時代)の資料が中心なので、朝鮮総督府が発行した日本語の書類や、あるいは独立運動に命を賭けた義士たちの資料などが展示されている。

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 ▲旧始興郡(現在のソウル市南部と安養・果川・軍浦・義王・安山・始興各市)の地図。

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 ▲中にはこんなものも。日本語で書かれた学校の通知表だ。
「私共ハ大日本帝國ノ臣民デアリマス」「私共ハ心ヲ合セテ天皇陛下ニ忠義ヲ盡シマス」などとある。

再び長い地下街を通り抜け、最後は安養駅に隣接するロッテ百貨店へ。ごく普通の日本にもありそうな百貨店だが、シネコンも併設していて、ソウル市外の単なる一都市の百貨店としてはまあまあ規模が大きい方だ。
ここで、安養名物のブドウから作られたジャムや、その他お土産諸々を購入。

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 ▲ロッテ百貨店の駐車場から眺めた駅前風景。地上を歩いていると気付きにくいが、山に囲まれた街だ。

日が暮れてきたので安養の街とはそろそろお別れ。再び地下鉄を乗り継ぎ、今度は鉄山(チョルサン)という街にやって来た。ここもソウル郊外の光明市というところにある、平凡な街だ。

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 ▲駅前にはド派手な繁華街の光景が広がっている。以前に行った富川(プチョン)市の上洞新都市もそうだったが、韓国の新都市の繁華街はどこもこんな感じだ。

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 ▲夕食は、鉄山駅の近くにあるポッサムの店、ウォンハルモニポッサム 鉄山名家へ。

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 ▲ポッサムとは、茹でた豚肉をキムチや白菜で包んで食べる料理のこと。ソウル市内や安養でも食べられるごく普通の料理なのだが、なぜわざわざ鉄山くんだりまで来たのかと言うと…

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 ▲実はここ、日本でも人気の韓国ドラマ「怪しい三兄弟(수상한 삼형제)」のロケ地として使われたのだ。
もともと韓国ドラマにはさほど興味は無かった私だが、以前の訪韓時に大邱の地下街の食堂でたまたま放映されているのを見て以来、韓国語の勉強を兼ねて見ているうちにハマってしまったのだった。ドラマの印象ではこぢんまりとした「食堂」に見えたが、実際は結構大きな「レストラン」。どうやら、ドラマでは店内の一部だけを撮影に使っていたようだ。
ちなみに「怪しい三兄弟」の他にも「愛しの金枝玉葉(내사랑 금지옥엽)」や「笑って、ママ(웃어요 엄마)」のロケ地にもなっているようで、ポスターには「ここ鉄山名家にいらっしゃれば、幸せで美味しいドラマが繰り広げられます」と書かれている。

さて、お腹いっぱいになったところで、地下鉄でソウル市内のホテルに移動。充実した一日目が終わった。

明日はソウルから少し足を伸ばし、ちょっとした遠出をします。
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Comment

懐かしさが感じられる風景ですね。 小学校の時に住んだ所は大きくはないけれど市場があったが、その後ではあんな形の市場見ることが難しくなりました。

ソウルの有名な市場では南大門市場の他にも広場市場があるのにそちらも日本人が多かったようだよ。 地下鉄に一度に通じながらも適当に大きい市場ならば安養も大丈夫であるようです。

なぜよりによって鉄山洞まで行ってポッサムを食べたかという気もするが、私もK-ONロケ地を見物しに遠い道を離れたことがあるからそのように申し上げることができないでしょうね。 ご存知かも知れないがあのポサムチェインの本店は東大門近所にあります。

>Tabiperoさん

韓国はどこにでもあんな市場があると思っていましたが、確かに江南方面には少ないようですね。
広場市場も「1泊2日」に登場したのを見たことがあります。カン・ホドンさんが日本人観光客と話していましたね。東大門からもほど近いので、ついでに訪れる日本人は多いのでしょう。
安養の市場は当然、観光客はほとんどいませんでしたが、どのお店も親切にしてくださったのが印象的でした。
ドラマや映画のロケ地には、旅行のついでに訪れることが多いです。釜山に行ったときも、「チング」や「チルソクの夏」のロケ地を訪れました。そういえば「けいおん」の聖地巡礼は滋賀県の豊郷まで行かれたんですよね。それに比べれば鉄山なんてほとんどソウル市内のようなもの、近いもんです(笑)

ありがとうございます!

ひょんなことからアニャンを訪れ、
このブログを参考に中央市場などを
観光しました!(●ºωº●)
たのしかったですー!
ありがとうございました♡

>まざまさん

コメントありがとうございます!
安養を訪問されるとは、珍しい経験をされましたね。
参考になったようで幸いです。
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