萩原、再訪

以前、「これぞ昭和レトロ!一宮市萩原・稲沢市祖父江を歩く」で紹介した一宮市萩原町に、一昨日また行ってきた。お目当ては、萩原駅前で見かけたあのラーメン屋、華丸(はなまる)。コメントにもあるように、地元では超有名店のようだ。

夜8時を過ぎていたが、店内は大盛況。入口で食券を買い、焼豚つけ麺(900円)をいただいた。

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極太の麺に、超大型のメンマ、そして厚切りの焼き豚。魚介系のスープにつけると、何ともワイルドな味わい。それでいて風味は上品だ。ごちそうさまでした。

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爽やかな秋晴れの朝は、若い街へ──天白区植田

先日、仕事の関係で名古屋市天白区の植田(うえだ)という街に行ってきた。
天白区というのは、東京で例えるなら練馬区、大阪で例えるなら鶴見区、ソウルで例えるなら蘆原区みたいなところ。つまり早い話が、新しく開発された街だ。

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 ▲植田駅前のスクランブル交差点。駅周辺は整然とした街並みで、古い建物はほとんど見あたらない。

古い街並みや昔ながらの商店街を好む私には、正直、非常に興味の湧きにくい地域で、今まで見向きもしなかったところだ。3年ほど前に一度だけ、このあたりの郵便局に来たことはあるのだが、そのときもただ郵便局を目当てに自転車で幹線道路を素通りしただけ。ほとんど今回が初めてのようなものである。

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秋の夕暮れ、見上げればアーチと風呂屋の煙突──郷愁の奥町

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 ▲奥町のメインストリート。新旧織り混ざった素朴な風景がそこにはある。

10月17日。美濃白川東白川を訪れた翌日は、みるくさんと愛知県一宮市の奥町(おくちょう)にやって来た。少し前に萩原と祖父江を歩いたのだが、今回はその続編でもある。

この奥町は、その名の通り一宮市の中でもかなり奥の方にある小さな町で、地元の人には単なる郊外として認識されている。観光という言葉などとは程遠い、本当に平凡な住宅地だ。ところが、歴史だけは市内の他の地区に負けていない。昔から在郷町として人々が集まり、旧尾西市の起(おこし)や萩原とともに繊維業で栄えてきただけあって、素朴でレトロな街並みがあちこちに残っているのだ。

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白い川と黒い川~岐阜県白川町・東白川村へ(後編)

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 ▲白川茶発祥の地、岐阜県加茂郡東白川村で。南向きの急な斜面に茶畑が広がるダイナミックな光景が続いている。

(前編からの続き)
うししが丘ルネッサンスのみるくさんとともにやって来た美濃白川・東白川の旅。
白川町の中心部・河岐(かわまた)地区を出発し、河岐トンネルを抜けて狭い県道70号をくねくねと走り、次は黒川と呼ばれる地区にやって来た。白川町なのに黒川とは不思議なものだ。町内にはさらに赤河(なぜか赤川ではない)というところもあり、いずれも同名の川沿いに開けた集落である。
さて、この黒川地区。白川の中心部からは15kmほど離れているのだが、白川とは別に独立した市街地がある。県道70号の北側に並行する旧道沿いが、どうやらそのメインストリートのようだ。

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