日韓友好の村 大邱・友鹿洞(ウロクトン)

P1480496RSS.jpg
朝の釜山港。ホテル東横イン釜山中央洞の客室より撮影。

(前回からの続き)

韓国旅行3日目のこの日は、釜山からKTX(韓国版新幹線)に乗り、大邱(テグ)という街に向かった。釜山からは100kmほどの距離で、ちょうど名古屋から京都に行くような感覚だ。
大邱は、ソウル、釜山に次ぐ韓国第三の都市と位置づけられているが、その割には影が薄く、観光客も少ない。まさに韓国の名古屋ともいうべき存在で、以前から興味を持っていた。

しかし、大邱に行く目的はこれだけではなかった。

16世紀の末、天下統一を成し遂げた豊臣秀吉は、続いて明への進出を目論み、その足がかりとして朝鮮に兵を出した。これを日本では「文禄の役」、韓国では「壬辰倭乱(イムジンウェラン/임진왜란)」と呼んでいる。この戦いに加藤清正軍の先鋒として出陣しながら、「こんな不義の侵略に従うわけにはいかない!」と主張し、日本人でありながら朝鮮側に投降帰化した武将がいた。日本名を沙也可(さやか)と言ったそうだ。
彼はその後、朝鮮でさまざまな功績を挙げ、金忠善(キムチュンソン/김충선)という名を賜り、また自ら号を「慕夏堂(モハダン)」と名乗った。そして、現在の大邱郊外にあたる友鹿洞(ウロクトン)という山村に定住し、今でもその村には彼の子孫たちが暮らしているのだという。

大邱に来た理由の一つは、この友鹿洞を訪ねるためだった。

続きを読む...

スポンサーサイト

平成22年2月22日 22222 亀山井田川郵便局

今日は平成22222日。見ての通り、2が5つ並ぶ日である。
私はこういうぞろ目とかにあまりこだわる方ではないのだが、今回は訳が違った。

旅行貯金を趣味とする私にとって、全国全ての郵便局に付けられている5桁の取扱局番号は、日ごろからよく目に付くものである(下の写真を参照)。上2桁が都道府県を表し、下3桁は通し番号(開局順?)になっていて、例えば東京中央郵便局は「01615」、名古屋中央郵便局は「21125」という具合である。
22222.jpg

ここまで読めばもうお気づきだろうが、この取扱局番号が「22222」になっている郵便局が存在するのだ。それは三重県亀山市のJR井田川駅前にある亀山井田川(かめやまいだがわ)郵便局。局番号がぞろ目であるという点を除けば、ごく普通の小さな郵便局である。
つまり平成22年2月22日にここを訪れれば、「22-2-22 22222」と印字されるのだ。
…と思ったが、よく考えたら「22-02-22 22222」となって、「0」が1つ紛れ込んでしまうようだ。それでも十分貴重なことには変わりない。
ちなみに平成11年(1999年)11月11日には、局番号が「11111」である飯田風越郵便局(長野県飯田市)が大変なことになったらしい。私が旅行貯金を始めたのは2003年からなので、こちらは残念ながら訪問していない。

というわけで、今日はこの亀山井田川郵便局に、友人のみるくさんと一緒に行ってきた。

続きを読む...

名古屋の夜景シリーズ

先日、津島市のとあるスーパーに行ったら、立体駐車場から名古屋の夜景が綺麗に見えた。
P1540335RS.jpg
よく見ると、なんと東山スカイタワーが見える(中央右寄りの、ライトアップされた鉛筆型のタワー)。津島からは直線距離で約21km。冬は空気が澄んでいて、びっくりするほど遠くが鮮明に見えたりするものだ。ちなみに津島ではこの直後から粉雪が降り始めた。
一年を通じて私が最も快適だと思うのは、ちょうど今の時期の名古屋の気候である。ちょっと寒いくらいが快感なのだ。花粉症の私にとって、春は憂鬱でしかない。夏は全く生きた心地がしない。シベリアにでも移住すべきか?

・・・というわけで、今回はちょっとした夜景シリーズ。一部の写真はクリックで拡大します。

続きを読む...

世界遺産・仏国寺とKORAIL東海南部線

P1480394RSS.jpg
▲韓国を代表する名刹、世界遺産・仏国寺で。

(前回からの続き)

慶州駅前から市内バスに乗り、仏国寺(プルグクサ)にやって来た。
ここは韓国が誇る超メジャー級のお寺で、韓国人ならまず知らない人はいないだろう。修学旅行の定番にもなっていて、日本で例えるならさしづめ法隆寺とか東大寺のような存在だ。

それでは、この仏国寺の境内をゆっくりと巡ってみよう。

続きを読む...

どうでもいいこと

  • 2010.02.15 20:25
  • カテゴリ:雑記
猪だらけ。

千種区猪高町猪子石猪々道
地名だけ見るとすごい田舎みたいですが、普通の街の中です。
名古屋市千種区で。

続きを読む...

屋根のない博物館・慶州(キョンジュ)

P1480294RSS.jpg
▲朝鮮時代の古民家が残る校洞(キョドン)の街並み。

(前回からの続き)

釜山から東海南部線の列車に乗り、慶州(キョンジュ)にやって来た。
ここ慶州は、古代に新羅の都として発展したところ。街全体が世界遺産になっていて、「屋根のない博物館」とも呼ばれている。古都という点では日本の奈良によく似ていて、奈良市とは姉妹都市にもなっている。
街中のあちこちに史跡が点在しているので、徒歩で巡るのはあまりに大変だし、バスやタクシーで巡るのもちょっと非効率だ。そこで、駅前の自転車屋でレンタサイクルを借りることにした。1日7,000ウォンと、韓国の物価からするとちょっと高めではあるが、観光地なのでこれくらいの値段が妥当なのかもしれない。ちなみに借りる際には、外国人は旅券番号、韓国人は住民登録番号を申告する必要がある。

続きを読む...

北陸本線 街歩き&各駅停車の旅

北陸本線今庄駅付近
▲雪国を縦断する北陸本線、特急しらさぎ12号名古屋行きが通過。今庄駅付近で。

三国湊と芦原温泉を訪れて友人の家に泊まった翌日、2月1日。この日は福井近郊のいろんな街に立ち寄りながら名古屋に帰ってきた。

まずは友人の家からほど近い春江(はるえ)という街にやって来た。2006年までは坂井郡春江町という町だったが、隣接する三国町・丸岡町・坂井町と合併し、現在は坂井市となっている。
現在の坂井市域の中では、城下町の丸岡と港町の三国が昔から栄えていた二大拠点で、春江と坂井はどちらかというと農村的傾向が強い地域である。なので、春江は“街歩き”的にはあまり面白いところではないだろうと思っていたのだが、実際に訪れてみると、小規模ながらもちょっとした商店街があった。

続きを読む...

韓国の汽車旅 東海南部線編

P1480130RSS.jpg
KORAIL東海南部線 海雲台(ヘウンデ)-松亭(ソンジョン)間の車窓より。

(前回からの続き)

韓国旅行の二日目、2009年12月19日(土)。
この日は釜山から東海南部線(トンヘナンブソン)というローカル線の列車に乗り、慶州(キョンジュ)という街を目指した。釜山から慶州へは高速バスの方が本数が多く便利だが、ここはあえて風情のある「汽車旅」をしてみることにした。

korea_railway.gif
▲韓国の国鉄(KORAIL)の大まかな路線図。今回の旅行に関連する路線だけを記載しています。
この地図では便宜上「釜山」とひとまとめにして書いてあるが、実際は京釜線と東海南部線は別々の駅から出ている。前者は釜山駅、後者は釜田(プジョン)駅だ。

続きを読む...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。