モノづくりの街・刈谷―忘れ去られた旧市街へ

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 ▲刈谷市駅前通り商店街(刈谷一番街)。ここが刈谷の旧市街の玄関口。
ゆるやかな坂道に片屋根式アーケード。どこか遠くの地方都市に来たような、旅情を感じさせる街並みだ。

去る9月24日は、豊田市と並ぶ西三河の工業都市・刈谷市(かりやし)を訪れた。
愛知県の北西のはずれに住む私にとって、名古屋市以南、ましてや三河は、同じ県内と言えども馴染みの薄い地域。中でも刈谷は何の縁も無いところで、地元の方には申し訳ないが、基本的に通り過ぎたことしかない街だ。この日もまた、隣町の知立に住む友人に会いに行くついでに訪れただけなのだが、中心街をレンタサイクルで走ってみると、思わぬ発見があって面白かった。そんな刈谷の街並みをいくつか紹介しよう。

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水都・大垣アルバム~美濃路編

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 ▲俵町(たわらまち)の旧美濃路。通り沿いには老舗の柿羊羹の店、「つちや」さんがある。

前回に引き続き、またまた岐阜県大垣市から。今回は、大垣の中心部を縦断するようにくねくね伸びる旧街道、「美濃路」を紹介しよう。美濃路とは、東海道の宮宿(名古屋市熱田区)から、名古屋、清洲(清須市)、稲葉(稲沢市)、萩原(一宮市)、起(一宮市)、墨俣(大垣市)、大垣を経て中山道の垂井宿(不破郡垂井町)までを結ぶ街道のこと。大垣は、城下町でありながら宿場町でもあるのだ。

大垣の旧美濃路は、城下町らしく曲がりくねったルートを取っているが、ほとんどのルートをそのまま現在でもたどることができる。現在の地名でいうと、東から藤江町3丁目、伝馬町、本町1・2丁目、竹島町、俵町、船町1・4・5・6・7丁目、久瀬川町1・2・3・4・5丁目、若森町4丁目と続くのが旧美濃路のルートだ。また、かつてはこの街道沿いの町を「往還町」と呼んでいたという。大垣市内の美濃路の具体的なルートを知りたい場合は、こちらのサイトが参考になる。

ここでは、実際に訪れた順ではなく、分かりやすくするため東から順に紹介していくことにしよう。

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忘れ去られた三つの旧道―大府の街歩き

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 ▲開発ラッシュの大府の街も、ここだけ時間が止まっているかのようだ。本町通りで。

しばらく岐阜県のひなびた田舎のシリーズが続いたが、今回は名古屋に隣接するベッドタウン、大府市(おおぶし)をちょっとだけ街歩きしてきた。
ここは10月に訪れた豊明市と同じく、歴史の浅い新興住宅地。古くからの街道も通っていないので、街並みとしては正直あまり期待はしていなかったのだが、思わぬところに昔ながらの風景が残っていて驚いた。こういう意外な発見があるから街歩きはやめられない。
ではさっそく、街の玄関口であるJR大府駅からスタート!

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