揖斐・谷汲へ―晩秋の横蔵寺で紅葉とミイラに出会う

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 ▲横蔵寺の入口、飛鳥川に架かる医王橋

東濃シリーズ南濃シリーズと、この1ヶ月は岐阜県方面への小さな旅が続いていたが、その完結編となるのが今回の揖斐・谷汲編だ。
谷汲といえば谷汲山華厳寺(けごんじ)を思い浮かべる方が多いかもしれないが、今回目指したのは華厳寺ではなく、そのさらに奥にある両界山横蔵寺(りょうかいざん・よこくらじ)。門前町が賑やかな華厳寺とは対照的に、この横蔵寺はひっそりとした山里にたたずむ小さなお寺。ただ、紅葉の名所として知られているため、この時期は多くの観光客が訪れるようだ。

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何だか気になる南濃の小都市と郵便局めぐり(後編)

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 ▲南濃町・石津の商店街。この坂道を上りきると、揖斐川に架かる海津橋に至る。

(前回からの続き)
南濃町北部の駒野を歩いた後は、同町の南部に位置する石津地区に向かうことにした。本来、この区間はクルマで移動する予定だったのだが、せっかくなので地元を走るローカル線、養老鉄道に乗ってみることに。桑名行きのワンマン列車は、真っ昼間ということもありガラガラ。高台の上をのんびりと走る車窓から、はるか遠くにツインアーチ138や名古屋駅周辺の高層ビル群を眺めていると、10分足らずで2つ目の石津駅に到着した。

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岡崎、八丁味噌のように熟成した街

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 ▲岡崎城の西隣を流れる伊賀川。平和な秋の休日の光景。

ジョニーtownのスープカレーでお腹を満たした後は、岡崎市内をのんびりと街歩きすることにした。岡崎城を中心とした旧市街は、ちょうど8年前の2003年10月24日に初めて訪れたときの詳しい記録が今も残っている。その後も数回に渡って訪れているが、本格的に街歩きをするのはこれで2回目だ。
どうでもいいが、相変わらずジョニーtownの味と雰囲気が忘れられず、脳内ではペドロ&カプリシャスの「ジョニィへの伝言」が無限ループしていた。

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魅力いっぱい、台北の街歩き

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 ▲台北の下町・萬華エリアの梧州街。やっぱり街歩きは庶民的な下町が最高だ。

引き続き台湾旅行の2日目。
昼過ぎには九份から台北の市内に戻ってきて、モンゴル式焼肉の店「大戈壁」で昼食をいただき、茶芸店「茶樂」で烏龍茶のお土産を買ってから再びホテルへ。そして午後は、MRT(捷運)と呼ばれる地下鉄を活用し、台北市内の街歩きへ繰り出した。

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白い川と黒い川~岐阜県白川町・東白川村へ(後編)

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 ▲白川茶発祥の地、岐阜県加茂郡東白川村で。南向きの急な斜面に茶畑が広がるダイナミックな光景が続いている。

(前編からの続き)
うししが丘ルネッサンスのみるくさんとともにやって来た美濃白川・東白川の旅。
白川町の中心部・河岐(かわまた)地区を出発し、河岐トンネルを抜けて狭い県道70号をくねくねと走り、次は黒川と呼ばれる地区にやって来た。白川町なのに黒川とは不思議なものだ。町内にはさらに赤河(なぜか赤川ではない)というところもあり、いずれも同名の川沿いに開けた集落である。
さて、この黒川地区。白川の中心部からは15kmほど離れているのだが、白川とは別に独立した市街地がある。県道70号の北側に並行する旧道沿いが、どうやらそのメインストリートのようだ。

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世界遺産・仏国寺とKORAIL東海南部線

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▲韓国を代表する名刹、世界遺産・仏国寺で。

(前回からの続き)

慶州駅前から市内バスに乗り、仏国寺(プルグクサ)にやって来た。
ここは韓国が誇る超メジャー級のお寺で、韓国人ならまず知らない人はいないだろう。修学旅行の定番にもなっていて、日本で例えるならさしづめ法隆寺とか東大寺のような存在だ。

それでは、この仏国寺の境内をゆっくりと巡ってみよう。

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八事八つの坂の街

今日は午後からしばらく空いていたので、名古屋市南東部の八事(やごと)という街を散策してみることにした。

日が短いこの季節、短時間で手頃に回れるのはどこだろう、と考えていたところ、数日前にこじろうさんという方が掲示板に書き込んでくださった内容を思い出した。こじろうさんは八事の大学に通っていらっしゃったそうだ。

八事というのは、戦前は行楽地・別荘地、戦後は新興住宅地として発展したところ。現在は大学が多数立地し、学生街としての雰囲気も強い。私の大学からもほど近く、通学ルートの途中なので何度も訪れたことがあり、個人的にとても馴染み深い街だ。
もともと山だったところを切り開いてできた街なので、坂道が多いのがこの街の特徴だ。特に、八事交差点を中心に放射状に伸びている坂道には、市や商店街振興組合によって愛称が付けられ、「八事八つの坂の街」としてアピールされているようだ。

八事八つの坂の街

八事地域の商業は、概ねこの8つの坂道に沿って展開している。ということで、これらの坂道を順に巡ってみることにした。


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ちょっと遠回りな東京旅行(2009.9) その5~磯部温泉編

(前回からの続き)

2009.9.24
温泉を満喫した翌朝、再び温泉街をゆっくりと散策してみた。

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磯部温泉街のメインストリート。昨日は曇っていて全く見えなかった妙義山が、今日は遠くにうっすらと見える。そして、平日の朝だから人通りも多く、街に活気がある。
通り沿いには「磯部温泉芸妓組合」と書かれた廃墟があり、その周辺だけは若干のわびしさが漂っていた。

街中を歩いていると、あちこちから煎餅を焼く香ばしいにおいが漂ってくる。温泉の湯を膨張剤にして作っているという磯部せんべいだ。昨日旅館に置いてあったのをいただいたが、何とも素朴な味だった。

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