大晦日の大阪街歩き・近鉄乗り倒しツアー【前編】弥刀からミナミへ

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 ▲「これぞ大阪」なステレオタイプの光景。観光客で賑わう道頓堀・戎橋で。

昨年の大晦日は、近鉄電車が3日間全線乗り放題となる「新春全線フリーパス」(4000円)を利用して、大阪方面に遊びに行ってきた。と言っても、ノンストップのアーバンライナーで往復するだけでは芸がない。普通の人が立ち寄らなさそうな穴場を押さえてこそ“まっちの街歩き”流だ。
ということで、早朝5時過ぎに自宅を出発。近鉄名古屋駅6時10分発の急行鳥羽行き(2610系4両)に乗車したところから長い旅は始まった…。

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2013夏・韓国【5】 日韓友好の村、再び―大邱・友鹿洞と寿城池へ

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 ▲3年半ぶりに訪れる友鹿洞(ウロクトン)。穏やかな山並みが連なる風景。
彼の人物がここを終の住処として選んだのは、どこか故郷・日本の風景に似ていたから、かもしれない。

韓国旅行シリーズもいよいよ3日目の後半。前回の記事で紹介した倭館から大邱に戻ってきた後は、3年半前にも訪れた友鹿洞(ウロクトン)を再び訪れることにした。
以前の記事でも紹介したが、ここは、豊臣秀吉による朝鮮侵略に参戦しながらも「やっぱりこんな不義の侵略には従えない」と朝鮮側に投降し帰化した日本人武将、沙也可(さやか)が定住した土地である。金忠善(キム・チュンソン)という朝鮮名を賜った彼は、大邱郊外に位置するこの村で静かに余生を過ごしたといわれ、また現在も彼の子孫たちがたくさん暮らしているという。

さらに、ここ大邱にはもう一つ日本人にゆかりのあるスポットがある。大邱の中心街から友鹿洞に向かう途中にある寿城池(スソンモッ)だ。今からおよそ100年前、当時日本の植民地だったこの大邱で、干ばつや洪水に苦しむ人々を救うため、開拓農民の水崎林太郎という人物が造った人工池である。彼はその後、72歳で亡くなるまで地元の人たちと協力し、この地域の農業の発展に尽力したのだという。

有名な観光地が少ないと言われる大邱だが、日本人としてどちらもぜひ見ておきたいところである。ただ、その前にまずは大邱の中心街をしばらく散策してみることにしよう。

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2013夏・韓国【4】 地方都市「大邱」と田舎町「倭館」の日常を歩く

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 ▲漆谷郡(チルゴクグン)倭館邑(ウェグァンウプ)の中心街、倭館市場での一コマ。
外国人観光客が訪れることなどまず無さそうな、ごく普通の韓国の田舎町の光景だ。

前回から続く3泊4日の韓国旅行シリーズ。真夏の記事なのに、のんびり書いていて冬になってしまったが、今回はいよいよ3日目。韓国第三の都市・大邱(テグ)のホテルに泊まった翌朝は、大邱から北西に20kmほど離れた洛東江(ナクトンガン)沿いの街、倭館(ウェグァン)に行ってみることにした。
ここは観光地でも何でもない。単なるベッドタウンだ。大ざっぱな例えをすれば、日本に来た外国人観光客が名古屋に泊まった翌朝、よりによってわざわざ弥富に行くような感覚である(距離的にも、都市規模的にもちょうどそれくらいだが、こちらは内陸に位置する)。
では、なぜわざわざそんなところに行くのか。それは純粋に、韓国の日常風景に興味があったからである。初めて韓国に来たとき、最初に安養を訪れたのも同じ理由だ。外国人向けに飾り立てられたソウルの街並みよりも、こういう普通の街でこそ素顔の韓国に出会えるし、何よりそれが海外旅行の醍醐味だと私は思うのだ。

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2013夏・韓国【2】古都・慶州へ、旅情あふれる鉄道の旅

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 ▲新羅時代の7世紀に造られた庭園、雁鴨池(アナプチ)。百日紅の花が美しい。

前回から続く韓国旅行シリーズの2日目、7月26日(金)。
この日は朝早くからホテルを出発し、高速鉄道「KTX」のソウル駅に向かった。首都ソウルから約280km離れた韓国南部の古都、慶州(キョンジュ)に向かうためだ。新羅(紀元前57年~935年)の都として栄えた、日本で例えるなら京都か奈良のような存在の街だが、ここを訪れるのは2009年12月以来2度目、約3年半ぶりとなる。

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真夏の沖縄旅行・4―名護の街歩きとマリンブルーの古宇利大橋

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 ▲屋我地島と古宇利島を結ぶ古宇利大橋(こうりおおはし)。こんな海の色は初めて見た。

長い夏も終わり、早くも9月。しばらくブログの更新をサボっている間に韓国、そして飛騨と信州を旅してきたが、そちらはまた後ほどアップすることとして、先に沖縄シリーズの完結編を仕上げておこう。

ということで、前回の記事から続く沖縄旅行の最終日、7月9日。この日は、他のメンバーよりも一足早くホテルを出発し、人口6万人の名護市(なごし)を街歩きすることにした。ここは沖縄本島北部の中心都市であり、県内では那覇市、沖縄市に次ぐ第三の都市という位置付けだ。

私は以前から「第二の都市」とか「第三の都市」という響きに魅力を感じている。首位都市(プライメイトシティ)は繁栄して洗練され垢抜けている反面、アクがないというか、その地方ならではの独特さを失ってしまっている場合が多いからだ。沖縄の場合も、那覇は人口が多すぎるためか、本土とさほど変わらない風景も多く、あるいは過剰に演出された沖縄らしさに「わざとらしさ」を感じてしまうのも事実だ。
那覇からはるばる70kmも離れた名護まで行けば、きっと飾らない素朴な沖縄の日常の姿が見られることだろう。

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真夏の沖縄旅行・3―都心の巨大迷宮「まちぐゎー」歩き

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 ▲ディープかつエキゾチックな光景が広がる松尾二丁目中央市場。観光客は滅多に訪れません。

沖縄旅行シリーズの2日目。
うるま市から那覇市にやって来た後は、いよいよ那覇の中心繁華街に行ってみることにした。観光客に人気の国際通りだけでなく、このエリアには「まちぐゎー」と呼ばれる市場や商店街が広大な範囲に広がっている。それもかなり複雑に入り組んでいるようで、街歩き好きとしてはちょっと気合を入れて歩く必要がありそうだ。
そんなわけで、一旦同行者2人と別れ、まずはゆいレール(モノレール)のおもろまち駅に向かった。

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【瀬戸内国際芸術祭の旅・3】朝日の瀬戸内海から、芸術の島・直島へ

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 ▲直島の宮浦(みやのうら)集落。離島らしくない、意外と開けた印象の島だった。

前回から続く、2013年春の瀬戸内国際芸術祭シリーズ。
2日目となるこの日は、なんと早朝5時に起床。普通の旅ならこんなに早起きすることはないのだが、今回は交通手段が限られる離島の旅。少しでも時間を有効に使うための工夫だ。
まずは、ホテルから徒歩ですぐのところにある高松港へ…。

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【瀬戸内国際芸術祭の旅・1】瀬戸大橋を望む陸続きの島、沙弥島

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 ▲桜満開の瀬戸大橋記念公園。奥には瀬戸大橋タワーがそびえ立つ。

去る4月7日・8日は、みるくさん・にごさん・エバ様さんとともに、瀬戸内海の島々を舞台にして行われる「瀬戸内国際芸術祭」に行ってきた。島や港のあちこちに現代アートが多数展示されるというイベントで、臨時航路が開設されるため、島めぐりをするにはちょうど良い機会なのだ。ちなみに、このあたりの島々をじっくりと訪れるのは、2010年の大島、2011年の櫃石島岩黒島与島に続いて3度目となる。

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