雪の南信州紀行・2―格調高い伝統の残る宿場町 中山道・妻籠宿

DSC04527RS.jpg
 ▲さらさらの粉雪が舞う中山道・妻籠(つまご)宿
白川郷や京都産寧坂などとともに、重要伝統的建造物群保存地区に初めて選定された場所の一つでもある。

2013年正月の南信州旅行。前回の記事で紹介した中山道馬籠(まごめ)宿に続いて、今回は隣の妻籠宿にやって来た。
妻籠宿は、中山道六十九次のうち江戸側から数えて42番目の宿場町。馬籠とともに有名な観光地だが、やはり訪れるのは今回が初めてだ。妻籠の宿場は馬籠より若干規模が大きく、北側から順に恋野、下町、中町、上町、寺下、尾又と町内が続いている。そしてこれらは、各地区ごとに景観が少しずつ違っているという。
では、まずは最北端の恋野地区から順に歩いてみよう。

続きを読む...

スポンサーサイト

雪の南信州紀行・1―坂のある素朴な宿場町 中山道・馬籠宿

DSC04346RS.jpg
 ▲中山道(木曽路)の宿場町、馬籠(まごめ)
「坂のある宿場町」として知られ、約700mにわたってこのような石畳の坂道が続く。

年明けから仕事が忙しかったり、インフルエンザにかかったりで、しばらく更新が滞っておりました。久々の更新となる今回は、正月に行ってきた南信州旅行のネタから。

愛知県の平野部ですら雪の予報が出ていた、去る1月3日。粉雪のちらつく中央道をひた走り、やって来たのは岐阜県中津川市。ここは昨年の9月にも訪れたところだが、今回は市街地からさらに13kmほど山道を分け入ったところにある馬籠宿が最初の目的地だ。
宿場町の観光地としては、名古屋近隣ではかなり有名な部類に入るところだが、何だかんだで今まで行く機会に恵まれず、意外にも今回が初めての訪問である。

ではさっそく、宿場のふもと側の入口(標高574m)から順に歩いてみることとしよう。

続きを読む...

秋の木曽路で街歩き―漆器の里・木曽平沢篇

DSC03098RS.jpg
 ▲木曽漆器の里・木曽平沢のメインストリート、本通り(旧中山道)。職人の街らしい佇まいだ。

去る9月10日。前回の記事で紹介した奈良井宿を散策した後は、2.5kmほど歩き、隣町の木曽平沢(きそひらさわ)にやって来た。
この街はもともと奈良井宿の枝郷として発展したところで、現在は全国有数の漆器の産地として知られている。2006年には重要伝統的建造物群保存地区に指定され、街並み保存も進んでいるところだ。観光地らしい華やかさは無いが、落ち着いた風情の感じられるこの街を、じっくりと散策することにしよう。

続きを読む...

秋の木曽路で街歩き―日本一の宿場町・奈良井宿篇

DSC02860RS.jpg
 ▲中山道67宿の一つ、奈良井宿(ならいじゅく)
中山道最大の難所といわれる鳥居峠に隣接し、峠越えにそなえて宿をとる旅人が多かったことから、江戸時代には「奈良井千軒」と呼ばれるほど賑わったという。

久々の更新となる、秋の木曽路シリーズ第二弾。
前回の記事では岐阜県の中津川を紹介したが、その後は長野県塩尻市の奈良井宿を訪れた。馬籠宿や妻籠宿など、近隣の宿場と比べるとやや知名度は低いが、風情ある街並みは高く評価され、私もずっと前から訪れてみたいと思っていたところだ。最近は、2011年上期のNHKの連続テレビ小説「おひさま」のロケ地になったことでも知られている。

続きを読む...

秋の木曽路で街歩き―中津川の商店街めぐり篇

DSC03195RS.jpg
 ▲中津川の旧市街、中山道沿いの通称「下町」かいわい。
9月なのに真冬のようなやわらかな日差しが印象的だった。

ちょうど暑さが和らいできた、去る9月10日(月)。ふと思い立ったように、岐阜県東部から長野県南部にかけての旧街道、木曽路(中山道)沿いをぶらりと旅してきた。紅葉にはまだ早い季節だったが、この地の名物として知られる、私の大好きなある「和菓子」がちょうど出始める季節だったのだ。

そんなわけで、この日はちょっと早起きしてJR東海道線と中央線を乗り継ぎ、まずは岐阜県の南東端に位置する中津川市にやって来た。かつては中山道(木曽路)の宿場町として、現在は東濃の拠点都市、そして交通の要衝として栄える人口約8万人の都市だ。今回は、この中津川の中心街に広がる商店街をじっくりと歩いて巡ることにした。

続きを読む...

春の夕暮れ、宿場町へ―中山道・鵜沼宿

P1050898RS.jpg
 ▲高台に鎮座する二ノ宮神社から見下ろした、中山道鵜沼宿の街並み。

前回の記事に引き続き、今回も岐阜県各務原市(かかみがはらし)の鵜沼(うぬま)エリアから。ありきたりの新興住宅地で、観光のイメージとはほど遠いところだが、国道21号の裏手を並行する旧道には意外なほど良い状態で古い街並みが保存されている。

続きを読む...

目立たないけどスゴい町!岐阜県垂井町を訪ねて

P1000690RS.jpg
 ▲旧中山道、相川橋のたもとで。かつての賑わいが目に浮かんできそうな、昭和レトロの街並みが続く。

先週の火曜日は、岐阜県西部に位置する垂井町(たるいちょう)を訪れた。
垂井といえば、西濃の中心都市・大垣と、合戦で有名な関ヶ原に挟まれていて、正直言ってちょっと影の薄い町。だが、かつては美濃国の国府が置かれていたり、美濃国の一宮である南宮大社があったり、中山道と美濃路の分岐点である垂井追分があったりと、なかなか重要な拠点だったのだ。それだけに歴史的な見どころも多く、最近は行政も観光アピールに力を入れている模様。また、戦国武将・竹中半兵衛の故郷としても知られている。

ということで、町役場でレンタサイクルを借りることにし、さっそく市街地散策に繰り出した。

続きを読む...

ちょっと遠回りな東京旅行(2009.9) その7~高崎編

(前回からの続き)

峠の釜めしを食べながら信越線の電車に揺られ、12時31分、終点の高崎駅に到着した。
P1420197RSS.jpg
高崎駅西口。長野以来の大きな駅だ。人通りも多く、急に大都会に来たような気がする。広々としたペデストリアンデッキには、お洒落に制服を着こなした女子高生たちが賑やかに歩いていた。釜めしを食べながら群馬県の純朴な風土なるものを思い浮かべていたが、そんな考えはどこかに吹っ飛んでしまった。

高崎駅西口風景
高崎駅西口風景。いかにも大都市近郊の駅前らしい風景だ。随分遠回りしてきたが、いよいよ東京に近付いてきたな、という感じがする。

続きを読む...

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。